勢いに身を任せて、スマートメガネ「JINS MEME ES」を購入してみて人柱になった話
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第一回のレビューは昨年購入してスマートメガネ「JINS MEME」について思ったことを書いていきます。不慣れなもので、読みにくかったり無駄に長かったりするかも知れませんが、良かったら読んでください。
購入までのキッカケ
昨年11月頃、普段からメガネボーイの私は、現状のメガネに飽きており新しいメガネを購入しようと考えていた。
そんな時いつものようにネットサーフィンをしていると、JINSから新しいメガネ、しかもウェアラブルデバイスが発売するとう記事を目にした。
これまでNIKEのFUEL BANDを愛用していた経緯もあり、新たなウェアラブルデバイス（しかもメガネ）に興味津々であった。
そもそもJINS MEMEってどんなモノ？
さて興味センサーがビンビンに反応してしまったので、次は情報収集である。
JINS MEMEは、鼻パッドとツルの部分にあるセンサーによって「心の状態」と「体の状態」を可視化してくれるツールとでも言いましょうか。
簡単に説明すると、鼻パッドは瞳の動きやまばたきを感知して集中力を数値化して、ツルの部分にはジャイロセンサーによって姿勢の良し悪しを数値化してくれるみたい。詳しくは公式Webページを見てね。
いざ購入へ！
発売され間もなくTwitterやメディアでの情報がない中、もう居てもたってもいられなくなり、いざJINSへ。
まずは試着。
思ったよりもゴツい。ツルの部分も太い。ただ掛けてみると至って普通のメガネ。
この時点では、なんにも違和感がなく「あ、これ良いかも」と思っていた。そして試着していると店員さんが近寄って来て、デモンストレーションが始まる。
しかし、発売して2～3日しか経っていない為、店員さんもうまく使いこなせない（デモ用のiPhoneとペアリングがされない）。結構時間がかかって、お互い気まずい雰囲気の中ようやく接続完了。デモ画面では、ライブビュー（まばたき、姿勢）が確認できるのだが、これまたうまく動作せず、店員さんも苦し紛れに「まばたきは10回に1回ぐらいは判定してくれますよ」と。普通はそこで「え！駄目じゃん！」と思えばいいのだが、新しいガジェットを前に高まった購入意欲を前にして、そんな事は些細なこと。
その日のうちに購入しました。
(写真は現在の様子）
購入時の注意点としては、
- 保証は初期不良のみ
- 生活防水だけど、水かけて洗ったりしないでね
- 鼻パッドとか精密機器だからお店で調整してね
確か、こんな感じだったと思う。
購入後すぐに現れた違和感
無事購入して、各種登録や設定を済ませ、JINS MEMEでの生活をスタート。
思ってたより普通のメガネだし、違和感ないじゃんと思っていた。
そして約一週間経ってわかったこと。それは・・・
金属の鼻パッドが鼻にめり込んで赤くなっている！（軽い内出血）
※個人の感想です。
こればかりは試着のときに気づけないよね。自分は鼻が少し高い？からなのかJINS MEMEにする前のメガネでも痛かったので、シリコン製のものを使っていたんです。
高い買い物だったので失敗を認めたくない私は、鼻パッド硬いし仕方がないと思ってました。とりあえず翌日、購入店に行ってなるべく痛くならないように調整してもらいました。
そして数日後・・・
太いツルが耳にめり込んで赤くなっている！（軽い内出血）
※個人の感想です。
恐らく、鼻への負担を減らすべく、耳のほうに重心がくるようにしてたのでしょう。ちょうどJINS MEMEの太く角ばったツルの角の部分が、耳の内側に当たっており、跡がついて赤くなってました。敏感なお耳さんは熱を持ってました。
でも、高い買い物だったので非を認めず、更に調整してもらうべくお店へ。
そこで急遽、シリコンパッドをつるの部分に貼ってもらいました。正直その時点で良いのか悪いのかわからなかったけども。
生活するにあたってこれは結構致命的な不具合だと思うので、次期モデルでは少しでもストレスフリーな製品になることを期待しています。
続々出てくる問題点
さて、JINS MEMEを使用して数ヶ月が経ちました。耳と鼻の痛みには慣れたけども、それ以外にも色々と問題が出ました。
私は、度入りのレンズでJINS MEMEのESタイプを使用しているので、普段からずっとJINS MEMEです。おはようからおやすみまで。
同期がすぐ切れる、データが1日分ぐらいしか記憶されていないなど細かな問題点が続々出てきましたが、恐らく一部の人間には最大であろう問題が生じました。
バイクのヘルメットを被るとJINS MEMEは掛けれない！！！
えーと、全てのヘルメットではないです。
フルフェイスとジェットタイプなど耳までかくれるヘルメットは無理です。
「いやいや、どんなメガネでもメガネ掛けながらはヘルメット被れないでしょう」という声が聞こえて来ましたね。
違うんです。フルフェイスならメガネを一旦外して、ヘルメットを被ってそのあとメガネをかけようとすると、
ツルが太すぎてこめかみとヘルメットの隙間にメガネが入らないのです。
物理的に無理なんです。
仕方ないので自分が乗っているバイクは125ccなので半ヘルでJINS MEMEをかけて乗ってます。もし、フルフェイスのヘルメットを被るならバイク用のメガネを用意しなければなりません。
スマートメガネなのに「太すぎて入らない///」なんてスマートじゃないですね。
JINS MEMEのアプリについて
ウェアラブルデバイスに共通するのが、デバイスで得た情報を同期するアプリが必要だということ。JINS MEMEにも専用のアプリがあります。
前のほうで触れましたが、心と体の年齢を表示してくれます。
最初のほうは物珍しさに見たりするのですが、アプリでは他にこれと言ってやることがなく、そのうち飽きます。
一応ヒストリーとして履歴も表示できるのですが、その時間に何をしていたとか目標を設定するだとか、ユーザーの長続きをそそるようなギミックがない為、間違いなく飽きます。
最近でこそ、アプリを立ち上げたら自動で接続されるようになりましたが、条件はわかりませんが定期的に接続が途切れるので、最終的には途切れたまま同期せずにデータを取りこぼすような日々になります。（蓄積されたデータは2日ぐらいしか持ちません）
あとはよくわかりませんが、たまに何もしていないのに接続されて本体のLEDライトが青く光ることが多々あって、これってもしかして映画館や暗いところで光ったらかなり迷惑になるんじゃないかなと思いました。映画館ではJINS MEMEも電源OFFにしなければんりませんね。
メインのアプリが、何もないので代わりに他のアプリで「DRIVE」「TAIKAN」「RUN」新しく「ZEN」「OFFICE」「WALK」があります。
簡単に説明すると・・・
まばたきの変化で眠気を感知して、お知らせ。居眠り防止には気休め程度。
昔Wiiとかであったフィットネス系のやつ、中身は作りこまれていてわかりやすいが、採点基準がよくわからない。頑張ってるのに得点低くてムキーってなる。
走ってるときに「右足への荷重がかかりすぎよ！」「顎上がってるよ！」とかアドバイスしてくれる。面白い。
座禅を指導してくれる。効果効能はよくわからず3日で飽きる。
仕事中の集中度を図ってくれる。まぁまぁ使えるかな？めっちゃ集中してる気になってたのに、評価低くてショボンってなる。
使用してません。RUNのウォーキング版かな。
こんな感じ。
ただ言えることは、
わざわざ別アプリ扱いされて扱いにくい！！！
しかも立ち上げるたびに本体とスマホをBluetoothで接続しないとダメなので、車に乗ってDRIVE立ち上げて接続してってなかなか時間がかかっちゃってスマートじゃないんですよね。
ホーム画面もJINS MEMEアプリで散らかります。
最後に
ここまで酷評を繰り返して来ましたが、最後にJINS MEMEを使用することによるメリットを教えたいと思います。
JINS MEMEを使用することによって得られる最大のメリットそれは・・・
会話のネタになる
以上、初レビューでした。
まとまりがなく読みにくい文章だったと思いますが、最後まで読んでくれた方ありがとうございました。
また気になるモノがあれば書きたいと思います。ぺこり。
